いざルテインサプリを使おうと思っても、気になるのが「副作用」です。いくら目の健康にいいとはいえ、摂取しすぎることのリスクや、それぞれのルテインサプリの副作用を知っておくことが安心して服用することにつながります。
そこでこのページでは、ルテインサプリの正しい選び方と、選び方を間違えた時の5つの副作用、さらにルテインの摂取量について紹介していきます。
ルテインサプリを安全に使用する知識を手に入れてくださいね。
副作用のあるルテインサプリとは?
ルテインサプリには、「副作用のあるルテインサプリ」と「副作用のないルテインサプリ」があります。ではこの副作用が「ある・ない」の違いはどこから生まれるのでしょうか?
それは「使用しているルテインの質」です。ルテインサプリに使われているルテインには2つの種類があります。
- 合成ルテイン
- 天然ルテイン
天然ルテインは副作用がないのに対して、合成ルテインは副作用があります。
なぜなら合成ルテインは、人工的に作り出したルテインで、「石油」をもとに作られた人工物だからです。合成ルテインは生産コストが安いため、販売者側にはメリットがありますが、私たち消費者からするとメリットは何一つありません。
では、合成ルテインのルテインサプリを摂取するとどのような副作用が現れるのでしょうか?
合成ルテインを摂取することによる5つの副作用
合成ルテインは既に「副作用が報告された」成分です。具体的には、
- 目のかゆみ
- 目の腫れ
- 咳や喘息
- 胸焼け
- 発がん
のリスクが合成ルテインにはあります。特に「飲酒・喫煙」の習慣がある人にこれらの副作用が起こりやすいということが分かっていますので、合成ルテインを使用したルテインサプリではなく、「天然ルテイン」を使用したルテインサプリを選ぶようにしましょう。
合成ルテインの見分け方
ではどのようにしたら合成ルテインが使用されているかを見分けることができるのでしょうか?これには「2つ」の方法があります。
見分け方1:価格が安すぎないか?
合成ルテインは、販売者側にとって、「生産コストが安く済む」というメリットがあります。これは消費者にとってメリットがあるとすると「安くルテインを摂取できる」ということにつながっていきます。
しかし、あまりにも安すぎる(毎月1000円以下)場合には、合成ルテインであるかどうかを疑ってみましょう。
見分け方2:天然ルテイン使用の記載があるかどうか?
価格よりも確実なのは、「天然ルテイン使用」ということが書いてあるルテインサプリを選ぶという事です。
合成ルテインのルテインサプリは、わざわざ「合成ルテインを使用しています」とは書きません。ですので、販売ページを見ても、「天然なのか、合成なのか分からない」という販売ページになっています。
それに対して天然ルテインを使用したルテインサプリは、天然であることを言及できますので、文字通り「天然ルテインを使用しています」と書かれています。
このように「天然ルテインを使用している」ことが「明記」されたルテインサプリを選ぶようにしましょう。
ルテインサプリの副作用と摂取量
ここまで「合成ルテイン」の危険性についてお伝えしてきましたが、「天然ルテインでも摂取しすぎは良くないのではないか?」という疑問が出てきます。
では、どれくらいの量であれば、1日に摂取しても良いのでしょうか?
眼病予防なら1日6㎎~10㎎
眼病予防を目的とするのであれば、1日あたり6㎎~10㎎のルテインの摂取が良いとされています。実際に様々な実験においても10㎎のルテインを摂取すると加齢黄斑変性症のリスクが低下するという事が分かってきました。
ただし、眼病予防の場合は、ルテインだけでなく、ゼアキサンチンも同時に摂取することが望ましく、AREDSという大規模な実験においては、「ルテイン10㎎、ゼアキサンチン2㎎、亜鉛80㎎、銅2㎎、ビタミンC500㎎、ビタミンE400IUを処方した結果」リスクが低下したということですので、ルテインだけでなく、他の栄養素も同時に摂取することが望ましいです。
目の病気を患っているなら1日10㎎~20㎎
目の病気を患っている場合は、1日10㎎~20㎎のルテインを摂取するといいことを、眼科医の方が呼びかけています。できれば20㎎ほどを摂取するのが望ましいですね。
ルテインは1日何mgまでなの?
ルテインを1日6㎎摂取するには、ほうれん草換算で1/2本、にんじん換算で21本、ミニトマト換算で666個必要です。ですので、ルテインの限度量を知っても摂取しきれないのが現実ですが、日本では、1日35㎎のルテインを摂取しても問題がなかったことが報告されています。
また、アメリカのWHOの下部組織であるJECFAによると、1日2mg/kg、つまり、体重が50㎏なら100㎎までのルテインを摂取しても問題ないと報告されています。
ルテインの摂取しすぎによる副作用は敏感にならなくて良い
例えばビタミンAは摂取しすぎると、頭痛や皮膚の乾燥といった副作用があります。ビタミンEを摂取しすぎると、筋力低下や吐き気、下痢などの症状が出ます。例えばビタミンDを摂取しすぎると、吐き気や脱力感、腎不全などのリスクが高まります。
それに対してルテインは、大量に摂取しても毒性がないため、摂取量についてはあまり気にしすぎることはありません。
むしろ「1日6㎎がいいので6㎎のルテインを配合しました」というルテインサプリよりも「10㎎以上」ルテインが配合されているルテインサプリの方がいいでしょう。ルテインを6㎎にすることによって生産コストを抑えたものでなく、生産コストを上げてでも(天然の)ルテインの含有量を上げたルテインサプリの方が良質であると言えます。
さいごに
今回はルテインの副作用と摂取量についてお伝えしてきましたがいかがでしたか?結論を一言でまとめるなら「合成ルテインには要注意」ということです。
もし今後ルテインサプリ選びをするのであれば、販売ページに「天然ルテインを使用している」と明記されたルテインサプリを選ぶようにするのがおすすめですし、そうするべきであると言えるでしょう。
さいごに、おすすめのルテインサプリは「めなり」というサプリです。ルテインサプリの中でも断トツに人気の理由については下記記事で紹介していますので、そちらも併せてごらんください。