まぶたが勝手にピクピクと動く、そんな経験をしたことはありませんか?

実はまぶたの痙攣には大きく分けて3つのパターンがあり、それぞれ原因や症状が異なります。その時は動きが治まっても、数日おきに痙攣が続く人は注意が必要です。今回は最悪の事態を避けるために、まぶたが痙攣する原因や予防方法を説明します。

一時的な症状で痙攣が治まれば問題ありませんが、長引く場合は早急に医療機関で診断を受けてください。

まぶたが痙攣するのはどうしてなの?

どうして痙攣するのか

まぶたが痙攣する原因はいくつかの種類があり、原因が違えば症状も異なります。

一時的なまぶたの痙攣・眼瞼ミオキミア

まず、一時的にまぶたが痙攣する場合は、疲れストレスが主な原因です。このように一時的なまぶたの痙攣を「眼瞼ミオキミア」と呼び、最も多くの人に見られるケースとなります。

顔面神経は過剰なストレスがかかると興奮して筋肉を動かすため、まぶたの痙攣に繋がるというメカニズムです。

その他に睡眠不足スマートフォン及びパソコンを見続けることも、原因として考えられます。

パソコンは一般的に45cm程度離れて使用しますが、スマートフォンは非常に近距離で操作している人も多いです。目を酷使すれば疲れが溜まり、眼瞼ミオキミアを発症することにつながります。

長く続くまぶたの痙攣・眼瞼痙攣

まぶたの痙攣が長引く場合は「眼瞼痙攣」「片側顔面痙攣」が疑われます。まぶたの開閉をコントロールしている大脳の一部に障害が起こり、痙攣を引き起こしていると考えられています。

しかし、はっきりとした原因は分かっていないのも事実です。人それぞれで原因も異なる場合もありますので、医療機関で診断を受け、適切な治療を受けることが大切です。

また、睡眠薬や抗うつ薬を長期間服用している人は、薬の影響で痙攣を起こしている可能性もあります。長引く場合には、大丈夫と過信せず、眼科で検査を受けるように心がけましょう。

一時的な痙攣と長引く痙攣の違いは?

眼瞼ミオキミアは主な原因がドライアイ・目の疲れ・ストレスといった要素に絞り込めるので、顔面神経が興奮しないようにゆっくり休んで疲れやストレスを軽減することが大切です。

一般的には片目だけに起きるケースが多く、目を休めれば初日~数日程度で治まります

できるだけ早めに寝る、湯船に浸かるといった方法以外に3分間目を閉じるだけでも構いません。目が乾いている時は目薬を使って、潤いを維持する方法も良いでしょう。

しかし、長期間続く「眼瞼痙攣」の場合は神経に異常興奮が起きているので、1~2分ほど痙攣が続きます。それが10~30分おきに両目に発症することが特徴です。その他に頭痛・耳鳴り・肩こりといった症状が見られる時も、眼瞼痙攣が疑われます。

寝ている時に痙攣が起きる場合は、片側顔面痙攣です。初期症状では光を眩しく感じ、症状が進行するとまぶたが勝手に下がってきます。

最終的には視力があるものの、目が開かなくて失明と同じ状態になってしまう可能性もありますので、早めに医療機関へ行くことが重要です。脳や神経の働きを正常化すれば改善できる可能性があります。

まぶたの痙攣を治すには?

痙攣を治すには

眼瞼ミオキミアを未然に防ぐには、目を使い過ぎないことが大切です。スマートフォンやパソコンを使う時は2時間に1回(できれば1時間に1回)休憩を取り、距離を離して使うことがポイントとなります。

特にスマホは画面との距離が近くなりがちですので、最低40センチは離して見るようにしましょう。

まぶたの痙攣が目の疲れやストレスによるものであれば、ゆっくり目を休めることで改善されます。

また、ルテインやビルベリーアントシアニンなど、目のピント調整力を改善させる栄養素もありますので、特に目を酷使する方は、そのようなサプリメントを有効活用していきましょう。

痙攣が長引くケースは病院で処方された薬の服用や、「ボツリヌス療法」によって治療することが多いです。ボツリヌス療法では、まぶたに有効成分を注射します。筋肉の収縮に関わっている物質の生成を抑え、症状を軽減することができます。

まぶたの痙攣の予防が何より大事

痙攣が起こってから治療を行うだけではなく、普段から予防策を実施することも大切です。

タオルを濡らして電子レンジで30秒~1分程度温めて、蒸しタオルを乗せれば疲労回復や血行促進効果を発揮します。
蒸しタオルの後にマッサージを行うと、さらに血行が促進します。

また、目の負担を軽減するために、眼鏡やコンタクトレンズのメンテナンスを行うことも予防策の1つです。

その他に食事から目に良い成分を摂取する方法もあります。

肉類に多いビタミンB群は疲労回復、ビタミンAやビタミンEは目の機能をサポートしてくれます。
ビタミンAはニンジンやほうれん草、ビタミンEはいくらやたらこに多く含まれている成分です。

ブルーベリーに豊富なアントシアニンはビタミンA以上に目の機能をサポートするので、大幅に目の疲れを軽減してくれます。

さらに、最近注目されている成分は「ルテイン」と「ゼアキサンチン」です。
どちらもほうれん草やブロッコリーなどの緑黄野菜に多く、優れた抗酸化作用で目の老化を防いでくれます。

ルテインは1日6~10mg、ゼアキサンチンは6mgの摂取が効果的です。食事だけで摂取できない場合は、サプリメントを上手く活用してください。

さいごに

まぶたの痙攣の多くは目のオーバーワークであり、働き過ぎや心身が疲れている証拠です。痙攣が起きる時ほど緊張したり、疲れたり、忙しかったりするものですのです。

ですので、まぶたが痙攣したら、「ゆっくり休む」ことを心がけましょう。それとともに、今後の予防のためにも上手にルテインサプリを使い、アイケアを継続的にしていくことが大切です。